人気ブログランキング | 話題のタグを見る

病気と向き合うということ

今日は前の会社の同僚とランチ。
彼女からある方を紹介されました。
その女性は昨年肺がんが見つかり、放射線治療を受けて現在は抗がん剤服用中。
ただ10年前に早期の乳がんに罹患したことから、肺のがんが転移なのかどうかが気になるところです。
今のところはっきりしないらしく、肺がんの治療を受けているそうです。

乳がんは女性のがん。(男性患者もわずかですがいるらしいけど) 患者会も沢山あるし、病院に行っても誰かしら知っている人がいたりと、情報交換の場所は多いですよね。
でも肺がんはどちらかというと男性に多いようです。そして乳がんのような患者会もあまり聞きません。
彼女も同病の女性は1人も知らないようでした。
インターネットで情報を1人で集めて、仕事もしながら一生懸命治療を続けています。でもあまりの情報量に何を信じていいのかわからないと悲鳴をあげていました。 また外科医はあまり化学療法には興味もないらしく、誰にアドバイスを求めていいのかわからないと嘆いてました。
病気をした人しかわからない<孤独感>、私には痛いほどわかりました。
ランチの席で大粒の涙を流した彼女に、<もっともっと泣ける場所を探してあげなくては....>と思いました。

幸い、私の会社関係の集まりに女性の肺がん体験者の方がいるようなので紹介しようと。
<乳がん患者の方がうらやましい....>身につまされる思いでした。

寄り添う医療、そんな時代がいつか来るのでしょうか?
彼女の話を聞きながら考えてしまいました。
by midori_ta | 2010-05-24 20:14 | 日常

30数年勤めた金融業界から引退し、のんびりライフの日常と想いを綴ります. 写真は先代猫アディーです


by midori_ta